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相談   consultation

2003年の伝丸事務所開設時から、年間約100~300件の生活相談や多文化共生にかかわる相談を多言語で受けてきました。

相談から見えてくる、さまざまな「壁」を超えるため、病院通訳派遣や地域住民との共生事業などに取り組んできました!


相談事例

アジア出身のシングルマザーからの相談

Aさん「高校生の子どもの就学支援金を申請したい。必要書類を確認できますか?」

 

アドバイザー「申込書と所得証明書が必要です。子どもの扶養控除や寡婦控除ができていないので、確定申告か市県民税の申告をして、所得証明書を出してもらってください。まずは、派遣会社に源泉徴収票をもらってください。」

 

Aさん「急いで確定申告をして所得証明書をもらい、就学支援金の申請手続きができました。確定申告をしたところ、所得税の還付を受け、市県民税も減額されました。とても助かりました!」


日本人住民からの相談

Bさん「所属する絵画クラブで異国文化を絵に描きたい。民族衣装を着てモデルになってくれる人を紹介してくれますか?」

 

アドバイザー「絵画クラブで文化紹介をさせてもらえるなら、つたまる登録メンバーの中から紹介します。」

 

Bさん「異国文化のことも知れたし、ステキなモデルさんにも来ていただけたので、とても良い絵が描けました。絵の展覧会にぜひ来てください!」


国際結婚したが、離婚したアジア出身の女性からの相談

Cさん「日本人の主人と離婚しました。配偶者ビザを切り替えて、日本に引き続き在留したい。どうしたらいいでしょうか?」

 

アドバイザー「ケースによって許可できる場合とできない場合があるようです。専門の行政書士を紹介しますので、相談してください。その方は、最初の相談は無料でしてくれるそうです。」

 

Cさん「詳しい行政書士の方を紹介していただき、とても助かりました。ありがとうございます!」


南米出身の男性からの相談

Dさん「もうすぐ60歳になります。ブラジルでの年金と合算できると聞いたのですが、手続きはどうしたらいいですか?」

 

アドバイザー「津年金事務所に電話して確認したところ、事務所には通訳がいるので、連絡してから行ってください。津年金事務所の住所と電話番号を教えます。」

 

Dさん「手続きする場所がわかり、スッキリしました。年金事務所に行ってきます。」