『多言語あいさつ会話集』をリニューアルしました >> こちらをクリック
多言語コミュニケーション応援キット
このキットは、「外国人住民も地域に暮らす仲間だ!」「一緒に楽しい町にする!」
そんな地域の人の前向きな思いを応援し、少しでも実現してほしいと、つたまるが作成した冊子です。
内容:外国人とのまちづくりのヒント、多文化イベントの企画や実施方法、イベントの多言語チラシ原版など
対象:自治会・学校・保育園・PTA・各種サークルの担当者さんや先生など
応援キットの内容
- 地域の多文化/外国人住民の現状
- 外国人住民を巻き込むまちづくり
- 何を、どこまで、誰がする?
- 仲間の集め方、目標の設定方法、計画モデルなど
- 外国人住民とつながる
- 外国人宅への訪問やイベントの広報方法のアドバイス
- 多文化イベント企画・実施
- イベントのねらいや企画のポイントなど
- 多言語版のチラシを作ろう!
- 多言語チラシの効果、作成ステップなど
- メッセージ「外国人と日本の自治会」
- 「自治会と防災に関するアンケート」集計結果
- 付録:多言語チラシ作成キット
- 巻き寿司教室、防災訓練、町の清掃活動などの多言語のチラシ原版(8言語)
キットの一部を試し読み
画像をクリックすると、大きな画像で見ることが出来ます。
A:自治会の紹介&お誘い【日本語とポルトガル語】
B:自治会の活動内容【日本語とポルトガル語】
C:キットの目次
D:共生おためしコース
E:チラシセミオーダー方式
F:防災訓練チラシ原版
制作にあたっては、外国の方々に集まっていただき、わかりやすいチラシ、自治会の取り組みについてなど意見を聞き、『多言語コミュニケーション応援キット』に反映しました。
共生していく上での大切なポイントは「お互いを理解する」ことです。そこから人と人がつながり、助け合える関係が生まれます。地域と外国人住民をつなぐため、また、外国人住民と一緒に楽しいまちをつくるために、ぜひこのキットを役立ててください。
「一度キットを見てみたい」「詳しく話を聞きたい」という方は、事務所までご連絡下さい。
作成の経緯
『多言語コミュニケーション応援キット』を作るきっかけは、2011年3月11日の東日本大震災です。
「もし、三重県で、伊賀で、大規模な災害が起こったら、どうなるの?」と考えました。多文化のわが町では、私たちNPOと外国人住民とは、つながりつつありますが、多くの外国人住民は地域の人とつながっているとは言えません。言葉・文化・習慣が違っても、日頃からお付き合いをしていれば、同じ人間、助け合えるはず!
そんな中、同年10月、伊賀の伝丸は「災害にも強い多文化共生地域づくり事業」を三重県に提案し、採択されました。県・市・企業・NPOなどの多様な主体が協働で事業を実施し、日常の付き合いを通して、災害時にも日本人と外国人が助け合える関係を作ることを目的とした事業でした。その成果品が『多言語コミュニケーション応援キット』です。